水曜日, 7月 31, 2024

服作ってみる…?

キッカケとなったお洋服たち


 
 

子供の頃から家族ぐるみでお付き合いがあったSさんが30年以上前に作った服↑。これらを母が30代の頃に着ていたのを私はよく覚えていて、30代初めごろ、こんな服が着たいなと、ふとこの服たちを思い出したのを引っ張り出してもらい(母がずっと保管していた)、その後わたしが着ている。
花柄のセットアップ、母もよく着たのか、もうボロボロなので部屋着だけど、ピンク×グリーンが好きだし生地の肌触りも気持ちよくて、夏にこういうセットアップいいなぁ、いつか似た生地を見つけたら作りたい。
残念ながらSさんは10年前に亡くなられ…この話ができないのが悔やまれます(一緒にアルザス料理を食べに行く約束をしていたのにそれも叶わなかった… 伝えたいことがあったら思ったその時に伝えないと、と思った…)
 
Sさんは3人姉妹(だったかな)で、お父様がアパレル会社を立ち上げ、80年代から姉妹でブランドをされていて、これらはその時の服。日本人離れした綺麗な顔立ちも相まって、パンキッシュなヘアスタイルとメイクも凄く似合っていて、独自のスタイルを持っていて、何から何までセンスが良く、子供の頃はSさん宅のインテリアやかっこいいクルマ(GOLF)に目を奪われたこともよく覚えているくらい(今家で使っているダイニング椅子は、その当時のSさん宅と同じもの)今思えば、何気なく影響を受けていたのかも。
 
で、その関係で知り合った方が洋裁学校の先生をされていて、こちらもSさん家と共に家族ぐるみの長い付き合いになる方なのですが、今回なんとたまたまタイミング良く(良過ぎ!)ご自宅で服作りを教えてもらえることに。先生には、私がイラストを描いてそれをもとに何着かワンピースを作っていただいたことがありました。
これは手芸メーカーとコラボした私デザインの生地。このとき初めて先生に依頼。見えないけれどふんわりさせたくて下に履くチュチュのようなものも作っていただいた。しかし2006年って…もう18年前ですか💦 この頃からウエストリボン好き。

 
ちゃんとした着画がないけれど、これは2着目(懐かしい…10年近く前の友人の結婚式で作ったwelcomeボードに筆を加えているところ)

1着目もほぼ同じ形、60年代の映画に登場するようなワンピースに憧れて、やや厚めのウール生地のウエストでリボンで結ぶタイプのワンピース。

で、私が自分で作ってみようと思ったものはこの黒いトップス↓ 上の画像のような後ろボタンノースリーブを探していたときに従姉妹がくれたもの。0.2mmくらいのドット穴が開いている面白い生地で後ろボタンで留めるタイプ。かれこれ10年以上着ていてあまりのヘビロテ、いよいよ傷んできたので、これを作ってみたいなと。
 

そういえば、このトップスが傷む前に、たまたまその時出会った洋裁をされている方に、同じような形のものを作っていただいたこともありました↓
↑そのときのデザイン画。
 
これともうひとつ作りたいのが同生地でハイウエストのスカート。これなら真夏に体にまとわりつかず(これ重要)スースー涼しくてスカートがハイエウストならお腹も冷えない。

 
 


これまでのように作ってもらう方法もあったのですが、、何を思ったのか…トップスだけでも自分で作れるかも?(中学生の家庭科授業でパジャマ作ったし)、思いついたその時にたまたま会った素敵なお姉さま方の言葉にも後押しされ、4月からはじめてみることにしたのでした。
 
記念すべき1着目。バックにボタン5つ付けたら完成の図。今回ボタンホールは先生のミシンを使わせていただきました。2着目はやたらと時間がかかっていますが、ネイビーの綿麻生地で制作中。そして来週は麻のセットアップに取り掛かる……ちゃんと完成…しますように。