日曜日, 3月 10, 2024

2月の劇場映画memo



 「哀れなるものたち」

これはこれは…20年振りくらいに感じた刺激的でワクワクハラハラドキドキが止まらない映画でした。衣装が美しく音楽もエンドロールのデザインも良かった。

「枯葉」

なんでしょうか毎度観るたびにこの心地よい余韻…。お決まりパターンがあるのも好き。映画館の掲示板が気になるし、音楽のセレクトも良くて、あの若者2人の音楽がやたらと耳に残ります。

「ポトフ」

ブノワ・マジメルとジュリエット・ビノシュの大人〜な物語。こんな関係も素敵だなぁ。でもこれから!というときにどちらかがいなくなったときの喪失感…想像できないしたくない(泣。「既に持っているものを求めることが幸福なことである」←この言葉がズシンときました。音楽がなく、ただただ外から聴こえる小鳥や自然の音と料理をする音だけ。料理の映像っていくらでも見ていられる。子供の頃よく遊んでいたシルバニアファミリーで持っていたキッチンの本物版!夢のような空間で料理…そしておもてなし✨

そういえば「ピアニスト」と「石の微笑」でブノワマジメルに夢中だった頃があったのですが、クロクロ映画「最後のマイウェイ」で全く気づかなかったほど変わっていたけれど、今回観てとても素敵に年を重ねていた。ジュリエットビノシュの変わらなさ!お似合いだなぁ…なんて見ていたらこの2人、20年前くらいに本当にパートナーだったんですね。

「千年女優」

夫が好きな映画で観よう観ようと思っていたら、10数年も経過…(家にDVDあるのに!) 「枯葉」を観に行ったらちょうど再上映の予告が流れたので、これは劇場行かねばだね!と翌週観に。まさに今このタイミングで観れてよかった映画。最後グッときてしまって。音楽もすごく印象に残っています。そのまま隣の立ち飲み屋へ(あまりの安さに驚きます)流れ、感想語り合い。イイ感じのコースを見つけました。

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お家シネマは、「フラッシュダンス」「稲妻」「バベル」「モロッコ」…3月も色々オススメされたものが溜まっているのと、20年前くらいにBS映画をひたすら録画していたDVDがいよいよ劣化がきてしまって……急いで観ないと状態です。