日曜日, 2月 06, 2022

2022の目標その2

 


「習慣にすること」

目標その1は毎年元旦に家の壁に貼っているので、その2を。

40を過ぎてからようやく、自然にまた弾き始めるようになった。

この"自然に"というのがとても重要で、これまでは

"指が固まっちゃうもったいない弾かなくちゃ"とかいう理由で

1年に数回弾こうとはしていたが残念ながら全く乗らず。

 

コロナで自宅にいる時間が増えたからか、

今は考えることもしたくないし無になれる時間が必要。

(刺繍も無になれるから好き)

 

そのキッカケというのが、掃除機をかけるときに必ず

ヴァイオリンケースをどかす動作があり

あるときからこの瞬間に自然と手に取るようになったのでした。

(これまで何千回とどかしても弾こうなんて思わなかったのに)


一番手前の楽譜のラロは大学生の頃発表会で弾いた

いかにもスペインなカッコいい曲で(練習不足だったせいかもう忘れて弾けなくなっててショック)

上のメンコン(メンデルスゾーンの協奏曲)は中学生くらいで弾き

(早い人は小学生で弾いてた)ヴァイオリンがそこまで好きでは

なかった私が初めて燃えた曲かも。バックのオーケストラがかっこいい。

3楽章の最後の盛り上がりは、聴いていても弾いていても痺れるので、

いつも聴いているクラシックラジオから聴こえてくると

引っ張り出してすぐ弾きたくなる衝動に駆られます。

 

といわけで、今日はその子供の頃先輩たちが弾いていて憧れた

"メンコン"をウン十年ぶりに弾いてみました。

温まってきたらなんとか体が思い出してきた感じ………

(体が覚えているって素晴らしいことなのだなと実感。)

 

子供の頃は遊びに行くのを我慢して毎日イヤイヤ練習。

(ここを通ってきたから弾けるようになったのだけども)

たった15分30分の練習でも死ぬほど長く感じたのに、

最近はもう、少し弾いたなぁくらいで軽く2時間経っている。

子供の頃の時間の感覚で一番覚えているのはこの

やたらと長く感じた練習時間。

今はこのころのようにゆ〜っくり流れてほしいのに。

 

今年は節分のことをすっかり忘れていた……

いろいろ過ぎるのが早過ぎます。