木曜日, 8月 10, 2023

大映映画おしゃれ手帖映画祭

 

《大映映画おしゃれ手帖映画祭》のお知らせ
8/27からラピュタ阿佐ヶ谷にて、モーニングショー「大映映画おしゃれ手帖映画祭」を開催することになりました。

「大映映画おしゃれ手帖 📗」に収録した5作品+3作品を加え、全8作品上映されます!↓
デザインは、いつもラピュタ阿佐ヶ谷のカッコいいチラシをデザインされている須川さん♡素敵なチラシになりました!チラシのイラストは『穴』の京マチ子さんを描きました。

期間中、書籍コーナーにてイラスト展示、私のオリジナルグッズを販売もする予定です。

【上映期間】
2023年8月27日(日)~10月21日(土)
連日10:30より
 

【トークイベント】

10月9日(月・祝)10:30
『ダンプ・ヒップ・バンプ くたばれ野郎ども』上映後

ゲスト:南美川洋子さん、永川梨惠

※料金:1,600円均一
※招待券はご利用いただけません。 

 

【上映日程】
8.27[日]〜9.2[土]

『有楽町で逢いましょう』
1958年(S33)/監督:島耕二
出演:京マチ子、菅原謙二、川口浩、野添ひとみ、北原義郎、小野道子、品川隆二
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9.3[日]〜9[土]

『くちづけ』
1957年(S32)監督:増村保造
出演:川口浩、野添ひとみ、三益愛子、小沢栄太郎、見明凡太朗、村瀬幸子
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9.10[日]〜16[土]

『穴』
1957年(S32) 監督:市川崑
出演:京マチ子、船越英二、菅原謙二、川上康子、石井竜一、日高澄子、北林谷栄、山村聰
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9.17[日]〜23[土]

『巨人と玩具』
1958年(S33)監督:増村保造
出演:川口浩、野添ひとみ、高松英郎、小野道子、伊藤雄之助、山茶花究、信欣三
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9.24[日]〜30[土]
『たそがれの東京タワー』
1959年(S34)監督:阿部毅
出演:仁木多鶴子、小林勝彦、金田一敦子、三宅邦子、市田ひろみ、見明凡太朗、藤山浩一、田中三津子
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10.1[日]〜7[土]

『黒い十人の女』
1961年(S36)監督:市川崑
出演:山本富士子、岸恵子、船越英二、宮城まり子、中村玉緒、岸田今日子、倉田マユミ、永井智雄
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10.8[日]〜14[土]

『ダンプ・ヒップ・バンプ くたばれ野郎ども』
1969年(S44)監督:帯盛迪彦
出演:南美川洋子、渥美マリ、津山由起子、八代順子、水木正子、森川信、山東昭子
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10.15[日]〜21[土]

『女体』

1969年(S44)監督・脚本:増村保造
出演:浅丘ルリ子、岡田英次、伊藤孝雄、川津祐介、梓英子、岸田今日子、小沢栄太郎、北村和夫
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☞詳細はラピュタ阿佐ヶ谷
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/daiei_oshare/
 
【書籍コーナーにて原画を少し展示&グッズを販売中】
オリジナルのイラストTシャツ と バッグ、手刺繍のリネンハンカチ、手描き手刺繍で縫製まで手がけているオリジナルポーチ

 

1960年代後半のワンピース


大人バレエの先生が、

「大映映画おしゃれ手帖を見ていたら思い出したの!」と

わざわざご実家から持ってきてくださったワンピース。

当時仕立ててもらったものだそう。

あぁ…今10代だったらすぐ着て出かけていましたね。

高校の頃に60、70年代のファッションにハマって

下北や代官山の古着屋さんへよく通っていたのを思い出しました。

水曜日, 7月 26, 2023

夏のミヌ子2023


 

毎年夏はほとんど床にべたーっ、ときどき棚の上。

今年初の場所はココ(夜のみ)。

登り降りするたびに猫パンチ。

どうしてもココが良いみたい。 

 

 

「突然炎のごとく」

月曜日, 7月 17, 2023

いつの間にか7月も後半に…

7月突入と同時に思い切り体調を崩し、丸々1週間寝込んで

完全復活まで2週間。

長く寝込むなんて20年ぶりくらいなのではレベル。

もともと体力ないけど、こんなに体力がなくなるとは。

第一次"歳を感じる期"でしょうか。。。


で、何をキッカケに元気になったかというと

「料理」でした。

母からいつも「疲れた時・考え過ぎな時はとにかく料理がいいわよ」

と言われていて、昔はあまり実感しなかったのだけど

今回病み上がりでヨッコラショと久々に料理をしてみたら

即回復。今回は特にそれを実感しました。

 

具合悪いときはやっぱり和食が一番しみる。

あと、子供振りに食べた赤城しぐれがめちゃくちゃ美味しかった。

2週間振りに飲んだビール🍺は格別でした😭✨

オシャレアイコンを探せ」は

「悲しみよこんにちは」。昔筆タッチでも描いたりしている

お気に入りですが、 夏のヴァカンススタイルの基本中の基本が

沢山詰まっているので毎夏観ます。

デヴィッド・ニーヴンがまた素敵なんですよね。


水曜日, 6月 21, 2023

魔法瓶

 

新しい方は白い印刷が薄くなっていた…

忘れもしない、2011.3月にプレゼントしてくれた猫の魔法瓶。

ついに中のゴム部分がボロボロになってしまったので

さよならすることに。12年間ありがとう。

顔が剥がれてきて、ペイントし直したりして

大事に使ってきました。

廃盤になってしまったりするものがある中で、

使い慣れているもの、お気に入りのものを

買い換えられることができるのはありがたい。

(しっかり値上がりはしていたけど…)

特にキッチン用品。

洋服も靴もそうだな…(気にいると同じ形ばかり着てしまうので)。

金曜日, 5月 19, 2023

クラシックの時間

なかなか弾く時間がなく、また久々になってしまった。

近所迷惑になるので消音器付けたままの練習だとストレスになってしまう

という言い訳。

 

この前観た「幸せはパリで」でバート・バカラックの曲

THE APRIL FOOLS♪がとっても素敵で耳コピで弾いてみたら

いい曲だなぁとしみじみ(もちろん自分の弾く音は汚いが)

(バラ色通信で連載中の「オシャレアイコンを探せ!」にも

描きました→https://barairotsushin.com/2023/03/01/11166/

 


日曜日, 5月 07, 2023

バルコニーごはん2023

待ちに待ったバルコニーご飯の季節がやってきた。

2020年コロナ初期に両側の柵を手作りし、

IKEAでテーブルと椅子を買い

日除け用にストライプのリネン生地を買って縫い縫い…

外で食べるご飯は不思議といつもより美味しく感じる。

 

いつもの安ワインが外で飲むと美味しく感じる。

(安ワインはバカにできない、これなくては生きていけぬ!)

昼間は部屋で音楽かけておけば丁度良い感じで音が漏れてくる。

夜はシーーン。

たまに斜め向かいの某エアコン会社から笑い声が聞こえる。 


この日の夕ご飯は実家帰った時に母が作ってくれた

ホタルイカのサラダとじゃがいもに合わせて夫が鶏肉焼いてくれた。

私は、飲んで食べるだけ^^;

キネマ旬報

イラストレーター宮崎祐治さん、

名画座かんぺ発行人のむみちさんに

「大映映画おしゃれ手帖」のことを取り上げてくださいました。


のむみちさんが発行されている"名画座かんぺ" 2月号にも載せてくだいました。

この手書きの名画座かんぺ。凄すぎる…!愛情が伝わってきます。


ありがとうございました!

日曜日, 4月 23, 2023

佐倉

たまたま庭園解放日。クルメツツジのPINK!PINK!を浴びてきました。

年末ぶりの佐倉。ここへ来るようになってもう14年。

用事を済ませたついでに佐倉市美術館や川村美術館、

武家屋敷を見てまわれます。

更に多古町まで30分クルマを走らせ、

多古米やピーナッツバターなどを買いに行きます。

 

ここ最近ずっと疲れが取れず、寝込んだりしていたのですが

久々に川村記念美術館へ行ったり、美味しい玉家の鰻重を食べたら……

嘘のように元気になった。鰻って本当に元気になるんだ。

建物も古くて広いお部屋で良い雰囲気。

お庭を眺めながら贅沢なひとときです。

 

川村美術館で現在展示中の「芸術家たちの南仏」。

大好きなデュフィ、そしてマティス、ピカソの陶芸作品も鑑賞できました。

元気になったのは、毎回楽しみなロスコの部屋でしばらく浸れたからか。

でもやっぱり"食"、鰻のおかげかな。


土曜日, 4月 15, 2023

帽子

 

最近Blogをちゃんと更新しよう!と思い…

(カメラに写真が溜まってしまい落ち着かず)

先日ジョエルさんのアトリエへお邪魔してお茶した時の写真。

そうそう、この蔵前のずっと入ってみたかったカフェ

通るたびいつも並んでいるのを横目に通り過ぎていました。

中もと〜っても素敵だったので近いしまた行こう♪

カウンター席があるのも◎。材料買い出しの時にちょっと寄れます。

お隣の古書店も店内の雰囲気が最高、絵本のセレクトも良い…♡

(と言いながら…買うのは小説ばかり)

 


水曜日, 4月 12, 2023

ここどこ公園

お気に入りの公園(→昨年の記事)。



③着地!
 


↑instagramのストーリーズの動画をスクショ。

ストーリーズにパパッと指で落書きするのにハマって早数年。

指で描きづらいのがまた面白くて。アイデア出しにも役立ってます。

東京側のメタセコイヤの森を埼玉側から眺める







 黄色いチューリップが可愛い

公園を一周してみたら埼玉・三郷側は途中途切れていて^^;
小さな工場や小学校、のどかな景色を眺めながらひたすら歩き
一時間半くらいかけて一周できた

月曜日, 4月 10, 2023

大人になったら、着たい服

 

 

「大人になったら着たい服」(主婦と友社)2023春夏号に

6Pにわたって載せていただきました。

そして撮影の合間の自然な会話から

一田憲子さんが素敵な記事にしてくださいました。

貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!

日曜日, 4月 09, 2023

おしゃれ一筆箋

「野宮真貴のおしゃれ一筆箋」をデザインいたしました。

なんと2タイプあります♪

バンダナもとっても可愛いです。

野宮真貴さんのオンラインショップから購入可能♪

中もかわいい🥺💓

火曜日, 3月 28, 2023

crème brûlée♡



お家でクレムブリュレを作れるとは♪
スプーンでいい感じの感触で割ることができて感動。

日曜日, 3月 26, 2023

「野宮真貴のおしゃれスタンプ」第2弾♡

「野宮真貴のおしゃれスタンプ」第2弾発売中→❤︎

そして…

「野宮真貴のありがとう&ごめんねスタンプ」も発売中→❤︎

 

角度が完璧。どこまでも絵になる野宮真貴さま。素晴らしいです。。。

金曜日, 3月 10, 2023

大映映画おしゃれ手帖〜書店memo〜

発売1ヶ月以上前から、ポストカード配布が始まり、、、

年末には紀伊國屋新宿本店の旧芸術書コーナーにてポスターを貼っていただいたり
先行発売

紀伊國屋新宿本店の映画書コーナーにて

書泉グランデ神保町店。ポストカードをこのように貼ってくださり感激…わたしが伺った際にはサイン本が完売していて、その場でまたサイン本を作りました。
三星堂書店(有楽町)1Fに映画本コーナーがあります。そこにもパネルを置いてくださったのですが、オモテにも見える両面パネル。さすがの編集Hさん。


三省堂書店有楽町店の階段のところでは大映4K映画祭コーナーが!

「大映映画おしゃれ手帖」が発売されてから1ヶ月半が経過しました。 

おかげ様で、ご好評いただき本当にありがとうございます。

忘れもしない2月14日バレンタインデーの日、

神保町の東京堂書店さんの発表にて、

なななんと9位!BEST10入りのニュースが飛び込んできました。

い…一般書籍部門で!です。目を疑いました… ^^;;;

(ご担当の方もかなり驚かれていました笑)

東京堂書店神保町店さんでは、毎週BEST10が発表されるのですが、来る度に必ず見ていたこのコーナーにまさか入るとは、夢にも思わず!
見えますでしょうか…(しつこい)
アップも(しつこい)↑
滅っっ多にないことなので写真苦手ですがさすがにこれは一緒に撮影
こちらは神保町シアター。なんとこちらにも置いてくださっていて嬉しかったです。(撮影許可済)
 
 
この日は夜から角川シネマ有楽町にて「斬る」を観に行く直前。

奇跡の一週間の神保町に寄れてよかった。


編集者のHさんと一緒に、都内の書店の担当の方にご挨拶へ伺うことができ、

とっても良い経験となりました。 ありがとうございました。

土曜日, 3月 04, 2023

大映4K映画祭〜鑑賞memo〜

 

1/20〜2/16まで『大映4K映画祭』が角川シネマ有楽町にて開催されました(全国順次上映!)。ポスターがカッコ良すぎて。嬉しいことに東京では、まだまだ3月31日から船堀シネパルにて一部作品が上映されるそう。船堀では8作品限定とのことだったので、どんなラインナップかなと楽しみにしていましたが、観たかった作品が上映されるので嬉しい。

こちらでもサイン本を置かせていただきました。その際にスタッフの方にペンをお借りしまして…ありがとうございましたm(__)m サインなんて考えておらず…1冊目に書いたのは普通にフルネーム^^;; 隣にいた編集Hさんと夫から普通にいつも絵を描く時のサインにしたら?とアドバイスを受け、2冊目からいつものRie+ちびキャラ自画像を書くスタイルに変えました。唇を赤で書かねばなので、サインするときは2色必要^^;

可愛いB5クリアファイルが出来て、わたしも愛用中。

市川雷蔵の時代劇は観たことがなく、『斬る』が初でした(わたしにとって初雷蔵は「大映映画おしゃれ手帖」にも描いた現代劇「ある殺し屋(1967)森一生監督」)。

これまで私が観た大映映画は、始まる前に大映映画のロゴが、毎度慣れない怖めな音楽とともに登場するのですが、この作品は無音で始まり、そしてあの斬新なカット。最初からガシッと掴まれてしまいました。

市川雷蔵…37歳で亡くなるまで159本(!)もの映画に出たという…。まだそのうちの4本の鑑賞ですが、あの独特な声と写真集で見る普段の姿と役柄によって違う表情のギャップがたまらず、もっと観たいモード♡に入っているところです。 実は祖母が大好きだったということを最近知り、今こそそんな話をしたかった。祖母はどの映画を観ていたのかなぁ…。

山本富士子さんのサイン入りポスター

今回わたしが大映4K映画際を劇場で観ることができたのは「大魔神」「夜の河」「近松物語」「斬る」の4作品。『夜の河(1956)吉村公三郎監督』おしゃれ手帖にも入っています。着物をメインに描きました。この映画の好きなところは、山本富士子さんの役柄"きわ"の人間性・生き方かな。流されず自分の意思をしっかり持って正直に生きている女性。男性陣では…どちらかというと近江屋の主人役の小沢栄太郎さんが印象的でした(他の作品でもイラ〜ッとする役がハマり過ぎだった)。当時の京都の風景は貴重な映像。昨年あたり移転してしまったらしいですが、鴨川沿いの開陽亭が登場しています(4年前に初めて行った洋食屋さん)。

「大魔神(1966/安田公義監督)」は夫が子供の頃に母親と観に行ったという思い出の映画らしく(年齢がバレる)私は勿論今回が初めて。そして、観終わったあとの感想は単純に「完っ全に映画の中へ引き込まれてしまった!」です。もう…凄い!迫力が。ここ20年いつの間にかCG慣れしてしまっていたので、セットの凄さ、特撮の凄さに圧倒されまして。CGが嫌いなわけではないのですが、はっきり言ってCG以上の迫力を感じました。何なのでしょうかこの感覚は。作り手たちの熱量が伝わってきたというか。3人が隠れている横を大魔人が歩くシーンなど、セットならではの計算された構図で魅せる感じが飽きさせず、そこがたまらなかった。主役の男の子もいい顔だったし笑。帰り道、興奮したままずっと夫と大魔神話をしながら帰りました。夫もウンウンウン十年振りに観ても感動してしまうレベルだったそうで。そして気づけばその日中にフィギュアをポチっていました↓ 変身する前の埴輪顔のも欲しかったな。

大映4K映画祭の豪華ハードカバーのプログラムと
我が家の守り神?の2人

横にいるパイラ人は『宇宙人東京に現わる(1956/島耕二監督)』で岡本太郎氏によるデザイン。「大映映画おしゃれ手帖」の中で気づいてくださったでしょうか…。実はこちらの作品も本に登場させたのですが、パイラ人を縫っている自画像を描いたのです。この映画もまた、セットの素晴らしさ等に感激してしまったのですが、観賞後、絶対パイラ人は手作りしようと思い、本の中にも描き、お正月休みにパイラ人を3人制作しました笑。ちょうど材料も全て揃っていて。そして、残り2人のパイラ人は今回本の制作に欠かせなかったお2人に、先日プレゼントしました。喜んでくださって?よかった^^ 制作風景写真も撮ったので後で改めて載せようかな。(スマホ写真が溜まっていく一方で、ブログの方に記録しておこうと思いつつ…)

こちらは『近松物語(1954/溝口健二監督)』。この日電車を逆に乗ってしまって上映ギリギリに到着だったので、どんな映画なのか確認する間もなく鑑賞したのですが………途中から震えるほど感動してしまった映画です。私は時代劇をまともに観たことがなく、おそらくこれが初めてだと思います。映像に映るもの全てが美しくて、物語の展開もドキドキさせられ胸を締め付けられ…なんて表現したら良いのか(語彙力のなさ泣)。上映後、隣にいる編集Hさんの方に話しかけられないほど放心状態、、、映画館で観賞後にこういう状態に陥るのが久々で。そして、香川京子さんが登壇されたときにはまた涙が…。公開から69年の時を経て(!)こうして目の前にその俳優さんが登場されるなんて夢のよう。しかも凛とした美しさを保たれたまま。お話されるときはとても柔らかで。溝口健二監督は、特別演技指導をする方ではなく、とにかく「相手の演技に反射してください」とよく仰っていたそうで。興味深いお話を1時間近くも聴けて貴重な時間でした。

感激の余韻のまま、翌日この絵を描いて編集の方に見せたところ、次の日にはパネルにして映画館に貼ってくださっていたというスピード感。笑。

ありがとうございました。