トム・フォードのインタビュー記事を読んで、これは是非観たい!と思いました。一体どんなふうに出来上がっているのかワクワク期待して行ったのですが、良かったです。一場面一場面切り取っても美しくてとっても上品。
舞台になっている時代もわたしの好きな時代でついつい小物たちに目がいってしまいました。ビックリしたのは「About a boy」の男の子があんなにキレイに成長していたこと。
途中、タイミング良い場面で携帯電話の音がずっと鳴り響き、映画の中の音だと思い込んでいたのですが、ん?60年代に携帯電話はないぞ…。ちゃんと電源切ってほしいものですー。
トム・フォードが映画に関わったものといえば、大好きな007の「慰めの報酬」。ダニエル・クレイグの衣装を担当していて、これがまたうっとり。ジェームズ・ボンドはただでさえウットリなのですが、トム・フォードファッションのボンドは更にセクシー。一番好きなファッションは、ボンドがイタリアの美しすぎる断崖の上に住んでいるマティスの家に行く時のファッション。今回も、コリン・ファースの白シャツ姿がめちゃくちゃ素敵でした。